私たちのこのセンチメンタルな痛みが、疼きが、 ただの性欲だなんて呼ばれませんように。
昔、「死んでしまいたい系の僕らに」
という最果タヒさんの詩集を買った。
まさに当時死んでしまいたい系の僕ら真っ只中だっただろう僕はタイトルで買ったと思う。
でも正直当時はよく分からなかった。
今日久しぶりに開いて見た。
私たちのこのセンチメンタルな痛みが、疼きが、
ただの性欲だなんて呼ばれませんように。
昔本で読んだ憂鬱という文字で、かたどられますように。
夜のように私たちの心は深く暗く、才能豊かであるように。
くずのようだと友を見ています。
軽蔑こそが、私達の栄養。
文庫の詩
死ぬことで証明できる愛なんて、一瞬です。
きみは泣いて、葬列した翌日、別の人と恋をする。
石鹸 泡 飛べるぐらいならという、僕の衝動。
生きていてと願われることがどれだけ幸福だったか、
知らなかった。
母さん、遠くで、小田急線が
ぼくではない誰かをあなたの町へ運びます。
ぼくもあなたも、今日も、孤独です。
線路の詩
わかり始めたのは当時の自分を少しだけ俯瞰できるようになったからかも。
ところで最近はぐらぐらすることもそりゃあるけど、人間っぽいなって思う範囲で、まあ割と大丈夫です。
そこそこ笑ってもいます。
最近は千鳥のノブさんが好きです。
ツッコミの勉強になります。
外は、雨が降リ始めました。
雨音の中に、下の住人の使う水道の音がかすかに聞こえてきます。
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